BIRD*について

なぜBIRDが必要なのか

米国通信産業団体USテレコムのCEOは“5Gでは、無線は末端の1マイルだけ。そこまではとにかく(もっとたくさんの)ファイバーが必要”と語っています

カトマンズ・ポスト、2018年4月19日:ネパールは農村部で子供の半分は学校に通えていない。遠隔教育の導入が是非必要。

ITU は、2024 年には約 55 億人がインターネットを利用していると予測しています。つまり 26 億人はオフラインのままです。

BIRDの概要

*地方デジタル化のためのブロードバンド インフラストラクチャ(Broadband Infrastructure for Rural-Area Digitalization)

ソリューション BIRD は、バックボーン回線と遠隔地のモバイル基地局を接続する幹線であるバックホール回線として開発されました。革新的な光ケーブルを使用して貧困に苦しむ開発途上国の山、ジャングル、砂漠、湖、泥炭地などの厳しい地形に高速インターネットを簡単、安価、確実、迅速に展開できる究極のブロードバンド回線です。

BIRD のコンセプトは、2011 年に岡村代表によって考案され、その主要な要件は ITU-T SG5 および SG15 で議論され、「デジタル デバイドの解消」を目的とした初めてのITU 勧告3本に結実しました。

以下の ITU ニュースを参照してください。

  • ITU-T L.1700  (経済優先、最善の信頼性を備えた接続性、2016 年)
  • ITU-T L.110  (直接地上配備用光ケーブル、2017 年)
  • ITU-T L.163  (L.110ケーブルの DIY 設置法、2018 年)

BIRDの詳細

Solution BIRD で使われる海底光ケーブル由来の陸上用光ケーブル

最大48本の光ファイバーが肉厚のステンレス溶接チューブに保護されている。同様の光ケーブルの断面の比較から日本製の確かな性能がわかる

WTSA2019でSolution BIRDにつきインタビューを受ける岡村氏